肺と大腸

先日は、胃と脾についてのお話を書きましたが
今日は肺と大腸のお話を書いていきたいと思います


東洋医学では
五臓（肝・心・脾・肺・腎）
六腑（胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦）は
対応する臓と腑が互いに協力し合って機能すると考えます


ちなみに肺の場合、対応する腑は大腸です
肺は大腸は五行の金に属し
陰陽の関係になっています（臓は陰、腑は陽）


肺の働きが低下して水（津液）が十分に届かないと
大腸の働きが低下して大腸のトラブルにもつながります


秋の乾燥期にかぜをひくと便秘になる人がいますが
これは、乾燥のために肺の水を運ぶ作用が低下して
大腸も潤いを失ったために起こる症状です


関節の動きがぎこちなくなる、血圧が上昇する
髪の毛が抜け始めたり、フケが出やすくなる
痒みを伴うような皮膚の乾燥が出る


咳や鼻水、花粉症やアトピー、喘息の悪化
食欲不振や慢性疲労など夏の疲れが出る
夜眠るときに手の平や足の裏が火照る・・・
などの症状が出やすくなります


ちなみに「肺・大腸」は陰陽五行説で金に属し、色は白
肺を潤したり、機能を高めるためには
色の白い食材を摂るとよいとされています


たとえば・・・・
ユリの根、白ごま、大根、じゃがいも、白米
りんご、梨、玉葱、白菜、キャベツなど


秋は肺・大腸のバランスが崩れやすく
上に書いた症状が起こりやすくなります
白い食材をとったり、ゆっくり休息をとったり、軽い運動をするなどして
冷えや乾燥に気をつけながら過ごすことが大切です


整体療術の施術では経絡（気の流れ）にもアプローチしていきますので
筋肉だけでなく、内臓の働きのバランスもケアしていけます
また、身体が疲れている時はもれなく内臓も疲れています
溜めこまずに早めのメンテナンスをしていきましょう



大切なあなたの為に
日常の喧噪を離れ

あなたがあなたに気づく時間を
とられてみてはいかがでしょうか

日々の忙しさから離れ
心、身体、気持ちに
意識を向けてみましょう

そしてあなたに備わった自然治癒力を向上させ
イキイキと元気にあなたらしく人生が送れるように・・・

そんなあなたを
整体・手技療法などを通して
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『さくら整体療術院』

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