さくらくんは小さいお友達の合唱コンクールを見に行きました。

がんばって歌っているお友達。
合唱は云わば団体戦です。
そこには色んなドラマがあります。

そして
さくらくんはちょっと感動したことがありました。

ひとりの指揮者の子がすごく目をひきました。
去年も合唱コンクールを見に行ったのですがその子が指揮をしたクラスが歌ったときに・・・拍手喝采がおこりました。
皆が思わず拍手せずにはいられないのです。

歌声が客席を魅了していくのがわかります。
聴いている人たちの中に何かが湧いてくるのがわかる・・・

その指揮者の子は今年も指揮をしていました。

そしてやっぱり今年も同じことが起こりました。
みんなが魅了されて耳を傾けているのがわかるのです。

毎年その子のクラスにだけ歌唱力のある子が集まるということもないはずです。
じゃあ。なぜ?

その子は他の場面でピアノ伴奏も担当していました。

すごい!
指揮をみて
みんなの声を聴いて
伴奏しているのがわかります。
ひとつの「音」になっています。

自分のことだけを考えていない・・・
みんなの力を引き出してる・・・

これは
歌っていても楽しいと思います。
だって
自分の力、魅力をひきだしてくれるのですもの。

きっと
気持ちいい。楽しい。

ヒキダスチカラ
それがまとまりを生んでいます。

まとめようとする強制的な力じゃなくて
それぞれから引き出された力がまとまりを生んでいる。

これは
すごいな


さくらくん。感動しました。
人間の可能性を見た気がしました。